フェムケアについて考えよう!|Q&A(婦人科についての質問)

今回のインスタライブのテーマは「フェムケアについて考えよう!」でした。
フェムケア、婦人科について質問を募集し、お答えしていきました。
回答してくれたのは、私たちも日頃からお世話になっている、婦人科医の福山千代子先生です。

★Q.婦人科とはどういったところなのでしょうか?
☆A.一般に、産婦人科は産科(妊娠に関わること)と婦人科にわかれいて、婦人科は子宮、卵巣、膣、外陰部やホルモンに関係すること、生理痛、生理、PMS、更年期、子宮にまつわる病気なども診ます。また、不妊治療についても最近は専門にする病院がわかれています。
 
★Q.どんな症状が出た時に行くべきでしょうか?
☆A.子宮や卵巣、膣や外陰部でなにか気になることがあれば来院してほしいです。例えばよくあるのが生理に関わる異常があったときです。ただ、出血量や月経痛の度合いは他人とは比べにくいので日常生活に支障が出たり、周りの人と話していて人より違うなと思うような症状があったり、PMSによる落ち込みやイライラなどでも仕事や対人関係などに影響が出るようならかかってほしいですね。
女性は生涯、女性ホルモン「エストロゲン」に振り回されるんですね。
かゆい、おなかが痛い、おりものの匂いが気になる、など気になることがあったら気軽に来ていただきたいです。女性は生理が始まったら、婦人科のかかりつけ医を持った方が良いと考えています。

★Q.女性の先生にみてもらえますか?
☆A.今は、女医さんが増えていますのでクリニックを選べば診てもらえます。HPをチェックして、女医さんがいることを確認してから病院を決め、予約や受付の際に指名しましょう。遠慮せず、普通に指名してもらっちゃって大丈夫です。
 
★Q.病院選びで迷ったら?
☆A.医師と合う合わないという相性はあると思うので、合わないと思ったら、別のところに行っても良いです。HPで医師の人柄がわかるような記載も多くあるので見てみるといいですね。
 
★Q.婦人科に行く際、適した服装などはありますか?
☆A.よくお伝えしているのは、オールインワンはオススメしません。内診の際にはボトムスと下着を脱ぐので、上下が別れている服が良いですね。診察台に座るので、シワになりそうな服も避けた方が良いです。オススメはたくし上げやすい長めのフレアスカートやギャザースカートです。

★Q.持参した方が良いものはありますか?
☆A.診察後に出血することがあるので、ナプキンかおりものシートを持参しておくと安心です。備え付けで置いている病院もありますが、有料でおいてあったり、置いていない場合もあるので。
 
★Q受診する前に気をつけることはありますか!?
☆A.生理中に行かないとできない検査や生理中にはできない検査があるので、受診前にどのタイミングで行くべきか問い合わせるといいですね。例えば、おりものの量や匂いが気になるという場合に、膣を洗って病院にいらしていただいてもしっかり検査ができません。そのような場合は膣の中は触らないでほしいので、ご自身で処置する前に問い合わせていただくとよいです。

★Q.出血や子宮の痛みなどが起きた時、どのタイミングで行くべきでしょうか?
☆A.基本的には痛い時に来てください。痛みがなくなってからだと、どこが痛いかわからなくなったり、不正出血であってもどこから出血しているか知りたい場合があるので、出血している時にいらしてください。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 
婦人科医
福山千代子先生
MET BEAUTY CLINIC 院長。
やさしく信頼できる人柄で、多くの女性の不調や悩みを解決し続ける。
 
MET BEAUTY CLINIC
☎0120-776-123 www.met-beautyclinic.jp
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆