フェムケアについて考えよう!|Q&A(女性のお悩みその1)

今回のインスタライブのテーマは「フェムケアについて考えよう!」でした。
今回はフェムケア、婦人科について質問を募集し、お答えしていきました。
回答してくれたのは、私たちも日頃からお世話になっている、婦人科医の福山千代子先生です。

★Q.更年期(ホルモンバランスや生活スタイルなど)との上手な付き合い方はありますか?
☆A.更年期障害はエストロゲンの低下だけではなく、環境因子、性格も加わって個人差があり、その症状も様々です。更年期は誰にでも来るものです。急にきてもびっくりしないように、まずは知識をつけておくといいですね。メノポーズ協会や「命の母」を販売している小林製薬のサイト、更年期治療の漢方の販売をしているクラシエやツムラ、「エクオール」を販売している大塚製薬などは更年期について詳しく出ているので、理解を深めるのにオススメです。ホルモン補充療法、漢方、プラセンタ治療など対処法も色々あるので先に勉強しておくとよいです。また、症状も多岐にわたるのでご自身なりのストレス発散法を見つけておくのもいいですね。
 
★Q.生理のときの血液の量として正常な量はどの程度なのでしょうか?
☆A.月経量は個人の感覚もあり、自分が多いほうなのか少ないほうなのかわからないですよね。目安としては、例えば生理の2日目に多い日用のナプキンや夜用のナプキンが2時間でいっぱいになってしまうなどですと多すぎる、
ピルなどの月経量を減らすような治療をしていないのに、おりものシートで足りちゃうくらいの量しかないなどですと少なすぎると判断してみててください。
タンポンが血の重さで落ちてきてしまう、タンポン×ナプキンとダブルで使っていてもナプキンがあふれてしまう、なども量が多い場合です。

★Q.子宮頸がんの予防接種などあるが、副作用などはないのでしょうか?
☆A.
筋肉注射の痛みの副作用はありますが、そんなに恐れるようなものはないので安心してください。

★Q.子宮系の病気にならないために出来るセルフケアはありますか?
☆A.病気の原因として明確なものとそうでないものがありますが、子宮頸がんは大半のものがヒトパピローマウイルスによるものとわかっており、ワクチンがあります。いきなり癌になるわけではないのですが症状が出たときには病期が進んでいることが多いため、症状がない時に定期的に子宮頸がん検査をすることで早期発見ができます。また子宮内膜症の方は、生理がひどい人が多いので、症状がある方は若いうちからピルを飲んでおいた方がいいです。

★Q.PMSを軽く、または辛い期間を短くする方法はありますか?
☆A.PMSのイライラや落ち込みはセロトニンの低下によって起きます。セロトニンを増やすためには、ビタミンB6、アミノ酸のトリプトファンを摂取しましょう。納豆やお豆腐などの大豆食品、赤身のお肉やお魚、果物だとバナナなどに含まれます。また、生理何日前に調子が悪くなるかをレコーディングして、予め把握しておくと心の準備もできます。また生理前は骨盤内の血流を良くしておくことで痛みを軽減できるので温めるのがよいです。運命のはらまきは私も使っていますしオススメです。
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★Q.市販の薬を飲んでもいいでしょうか?
☆A.はい、良いです。バファリン、イブなど、生理前のお腹の痛みも生理痛の時の薬と同じで大丈夫です。
 
★Q.30代、婦人科での検診スパンは年1でいいのでしょうか?
☆A.どこも調子悪くなければ年一回の検診でOKです。

★Q.40代半ばです。更年期に向けてやっておいた方がいいことはありますか?どんな症状が出たら更年期と思った方がいいですか!?知り合いの人が更年期に入る前に大量の生理みたいな出血があったりして…ドキドキしてます。
☆A.エストロゲンが少なくなってくると、エストロゲンをもっと出して!と脳から卵巣への指令があるのですが、そこがうまく行かないと出血が止まらなくなったりします。出血が止まらない、生理が長いなど変化を感じたら、病院に必ずいってください。更年期かもしれないし、癌や子宮筋腫など他の病気かもしれません。
更年期は、ホットフラッシュ、鬱、動悸、関節痛、色々な症状がありますが、生理が乱れてきておかしいなと思ったら婦人科にいきましょう。ホルモンの検査で、更年期があとどのくらいで来るかも大体推測できますので、不安なら行ってみるのをオススメします。

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婦人科医
福山千代子先生
MET BEAUTY CLINIC 院長。
やさしく信頼できる人柄で、多くの女性の不調や悩みを解決し続ける。
 
MET BEAUTY CLINIC
☎0120-776-123 www.met-beautyclinic.jp
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