BEAUTY TALK〜オイル美容〜
過ごしやすい季節ですが、空気は乾燥してきましたね。
これからの時期、オイルをうまく使うのがオススメです。
またオトナのお肌は油分も少なくなっていきます。オイルでお肌の油分も必要です。
よく使い方がわからないとご質問を受けることが多いので本日はオイル美容をご紹介します。
〇オイル美容のメリットとは
・肌のバリア機能をアップ
皮脂の量は30歳を過ぎたあたりから徐々に減少していきます。
皮脂量が少なくなると肌の水分が蒸発しやすくなるため、外部の影響を受けやすい肌になってしまいます。
若い方でも、秋冬などはこのような状態になりやすいですね。
お肌にはもともと外部刺激から守る「バリア機能」が備わっています。角質層内の水分や肌表面の皮脂がバランスよく満たされていれば、バリア機能は正常に働いてくれます。
けれども、皮脂が少なくなると、角質層にある水分が蒸発しやすくなり、バリア機能が正常に働かなくなってしまいます。外からの影響を受けやすい、敏感な肌になってしまいます。
そこでオイルが活躍！
肌の構成に近い美容オイルを肌に補うことで、皮脂のような役割をします。
肌の水分が逃げないように肌を保護し、バリア機能をサポートしてくれるのです。
皮脂の分泌量が徐々に減る大人肌には特に、オイルをプラスするだけで肌状態がぐんと良くなります。
ただし、食用オイルを肌に塗るのはNGです。化粧品用とは違って肌が荒れたり刺激を感じたりする可能性があります。
・ごわつきをやわらげ、もっちりなめらか肌に
スキンケアしていても、化粧水や乳液がなじみにくいと感じることはありませんか？これは、肌が乾燥してゴワゴワと硬い感触になっているためです。
ゴワついた肌は、水分や油分がしっかりなじんでくれません。
そこで、オイルが活躍！
オイルには保湿効果に加えて、肌の柔軟性を高める役割があります。
肌の表面は皮脂で覆われているので、オイルを塗るとキメに入り込んで肌をやわらかな状態に。そのあとに塗る化粧水のなじみを高めてくれるんです。やわらかくなめらかな質感に導いてくれます。
〇使い方
様々なオイルがありますが、植物由来のオイルがおすすめです。比較的刺激が少なくて肌なじみがよく、肌質を問わず使いやすいタイプのものが多いです。
サラッとした質感からしっとり濃厚なものまで幅広いテクスチャーがあるので、用途によってセレクトしてみてください。
美容液として
吸収されやすいオイルは美容成分を肌に届ける美容液としても適しています。
1. 洗顔後、化粧水をなじませます。
2. 2～3滴のオイルを手のひらにのばし、プレスするように顔全体になじませる。
3. 最後に、美容液、乳液などでフタをする。
オイルは少なめの量から使い、もの足りない場合は肌の状態に合わせて数滴ずつ増やしましょう。皮膚が薄く乾燥しやすい目元や口元には、重ねづけするのもおすすめです。軽めのテクスチャーのオイルが使いやすいです。
ブースターとして
1. オイルを2～3滴出して、手のひら全体によくのばす。
2. 洗顔後化粧水をつける前の素肌へ、手のひらでプレスするようにオイルをなじませる。
3. 少し時間を置いて、オイルがなじんだら化粧水をつける。
洗顔直後にオイルを使うことでゴワついた肌をやわらげ、もっちりとした肌に導いてくれます。肌がなめらかになると、その後に使うスキンケアの通り道も整えられます。
ベタつきを防ぐために、サラッと軽いテクスチャーのオイルを使うのがおすすめです。
化粧水や美容液、乳液、クリームに混ぜて
そのまま塗っても良いですが、化粧水や美容液、乳液などに1滴加えてまぜて使うことで保湿力がアップ。乾燥に向かう季節に手持ちのスキンケアにオイルをプラスするだけで保湿力の調整ができます。
混ぜることでオイルっぽさも和らぎますのでオイル苦手な人にもオススメです。
マッサージに
オイルといえばマッサージ使い。ベタベタするのが嫌な方は、お風呂の中でマッサージしてしまうのも◎
1. たっぷりの量のオイルを手に取り、顔や脚などマッサージをする部分にのせる。
2. やさしく揉みほぐすようにマッサージをする。リンパへ流すようにさするだけでもOK
3. マッサージを終えたら、残ったオイルをそのまま肌になじませて保湿する。
使い方のポイントは、肌をこすらないようにオイルをたっぷり使うこと。使用量が少ないと、摩擦が起きて肌に負担がかかってしまいます。 こってり濃厚なテクスチャーのオイルを選ぶのが◎
オイルパックとして
マッサージをする時間はなくても効果大の使い方がオイルパック。肌がやわらかくワントーン明るく仕上がります。
1. 入浴時、顔全体にオイルを塗り、バスタブに浸かります。
2. じんわり汗をかいたら洗い流します。
3. お風呂から出ていつものスキンケア。
これからの時期ぜひオイル美容試してみてくださいね♪